【福岡市中央区】大濠公園に2029年開館予定の”県美”。設計者に選ばれた「隈研吾建築都市設計事務所」による模型の展示が福岡県庁で行われていました。

「新・福岡県立美術館」(通称:県美)提案の建築模型と技術提案書が、2023年2月20日 (月)~3月3日(金) の間、福岡県庁1階ロビーで展示されていました。「写真OK」と貼りだされていたので、気になるところを撮ってきました。

縮尺150分の1サイズと、300分の1サイズの2種類の模型です。

こちらが150分の1サイズ。樹木の高さに対して、建物はそれよりも少し高くなるくらいで、あまり変わらないのがわかります。

設計提案書の中には、「大濠公園の景観と日本庭園に配慮し、建物の高さをできるだけ低く抑えます。日本庭園に向かって建物をステップ上に低くすることで、庭園への圧迫感を軽減します。深い庇によって形作られる建物が、日本庭園の風景の一つにもなります。」と書かれてありました。日本庭園は残され、公園に開かれていくようですね。

建物の目の前には大濠公園が広がっています。左手前に見えるのが「福岡市立美術館」ですから、日本庭園を挟んで2つの美術館が並ぶような配置です。

計画の概要など、パネルに貼り出されていました。

ロビー中央で目につきやすく、多くの通行者も足を止めて眺めていたので、注目度の高いプロジェクトだということがわかります。

「技術提案書」には、びっしりと計画の概要が詰め込まれてありました。

「隈研吾建築都市事務所」による模型の展示

「新・福岡県立美術館整備事業」基本設計プロポーザル公開審査は、一次審査39者の参加者の中から4者が二次審査へ。その後プレゼンテーションを経て「隈研吾建築都市設計事務所」が最優秀者として選定されました。2029年の開館に向けていよいよプロジェクトが始動し始めたようです。楽しみですね♪また進行がありましたら最新情報をお届けします。

↓ 新・福岡県立美術館が予定されている場所はこの辺りです。

2023/04/02 07:39 2023/04/02 07:39
はちじよじ

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