【福岡市中央区】天神の老舗そば店「みすゞ庵」が12月20日をもって閉店へ。長年親しまれた味が幕を下ろします。
福岡市・天神で長く愛されてきたそば処「みすゞ庵」が、店舗が入るビルの解体に伴い、2025年12月20日(土) をもって閉店することが分かりました。天神の街で働く人や買い物客にとって“ほっと一息つける和食の店”として、長年親しまれてきた一軒です。
みすゞ庵は、天神1丁目の市役所そばに位置する落ち着いた雰囲気のそば店。手頃な価格と家庭的な味わいが支持され、ランチタイムには幅広い世代が訪れる、まさに“街の食堂”的存在でした。
人気は「カツカレーそば」。カツカレーとそばが両方楽しめる欲張りメニューです。そばだけでなく、丼メニューや定食なども根強いファンが多く、天神の再開発が進むなかでも変わらない魅力を保ち続けていました。
しかし、店舗が入るビルの老朽化と解体が決まり、長年続いた営業に幕を下ろすことに。店頭には閉店を知らせる案内が掲示され、「長きに渡るご愛顧に深く感謝申し上げます。ありがとうございました(原文ママ)」と感謝の言葉が添えられています。
閉店まで残された期間は約1か月ほどとなり、「最後にもう一度食べておきたい」という声も少なくない様子。思い出の味に会いに行けるのは今だけです。天神エリアの老舗がまたひとつ姿を消すことになり、地域の利用者からは惜しむ声が広がりそうです。
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