【福岡市中央区】簀子(すのこ)小学校跡地再開発のコンセプトは「地域を支える場所、再び。すのこ 」。 2024年1月開業にむけて” りすのこスクエア ” はプロジェクト進行中です。
地下鉄大濠公園駅から徒歩5分のところにある簀子(すのこ)公園ですが、隣に大きな建物の工事が進められていました。こちらは那の津通り沿いから見た風景です。
ずっと住み続けられる”安全安心なまちづくり”の実現へ向けて、「桜十字グループ」と「JR 九州グループ」が医療・福祉で共同の再開発を進めている ”りすのこスクエア” プロジェクトです。
こちらが完成イメージ写真。大きな建物の手前に芝生広場、その隣に現在の簀子公園が見えます。
工事中のバリケードですが上を望むと、
空に抜ける視界が。建物をコの字型にしてあるので那の津通り側からすると圧迫感が和らげてあるように感じました。那の津通りに開かれた外部歩行空間も、緑豊かで落ち着きのある空間に計画されているようです。
「桜十字大手門病院」、「ホスピタルメント大濠公園」、「すのこ体育館」のイメージ写真が貼り出されてありました。「ホスピタルメント大濠公園」とは、主に介護が必要な方向けの有料老人ホームということ。病院が併設されてあるので、医療サポート体制が充実。共用部には開放的な食堂やラウンジが設えられるようです。
「SJRザ・クラス大手門」は”都市型シニアレジデンス”という謳い文句で看板が出されてあります。公式ホームページによると、こちらは自立の方向けの有料老人ホームということです。
周辺をぐるっと歩いてみると、建物反対側の簀子公園に着きました。
平日の夕方でしたが、近くに住む小学生たちが集まってきて賑やかに走りまわっています。
公園内から建物を見上げるとその距離感がわかりますね。
建物工事中の風景が目に入ってきましたが、ちょうどこの辺り、公園と建物の間に芝生広場ができるような位置関係です。
こちらの「すのこ体育館棟」はすでに先行してオープンしています。地域のサークル活動、事業者共催のイベントなどで活用できるようですね。
周囲の敷地内に「簀子小学校跡地」の記念碑が立てられてありました。
こちらは当時の赤レンガ塀。遺構として大切に保存されています。地域の方の心意気が感じられますね。
「地域を支える場所、再び。-Re すのこ-」と銘打ってあるプロジェクト。シニア層、ファミリー層、子供たちが住むこの界隈。様々なイベントや活動、暮らしの共生が育まれていく場所になる予感がします。これから工事の進行を見ながら、また最新情報をお届けしたいと思います。
↓ ”りすのこスクエア” はこちら